文化大革命礼賛集
ここでは、中国の文化大革命を絶賛した人たちの発言を掲載します。
【文中敬称略・肩書は当時のもの】
・安藤彦太郎【早稲田大学教授】
「(引用者注:日本人は)ヌメヌメした、色白な顔つきだ。ブクブクふとって、香水のにおいがしてきそうな、あえていえばアジアばなれの顔つき、こんなのを東南アジアの一部の階層に発見することがある。こういう顔は中国にはない…日本人は人種的にもちがってきてしまったのではないか。」
出典元:1966年8月10日『読売新聞』より
「中国は、世界でもっとも新しい、先端を歩む国といってよく、われわれのめざす未来の胎動をそこに感ずることができると思う。」
出典元:安藤彦太郎、新井宝雄編『現代中国―その全体像』(1973年)より・菊地昌典【東京大学助教授】
「今の中国のような状態が、素朴で原始的な形態ではあるが、徹底した民主主義のあらわれ方ではないかと考えます。」
出典元:1967年3月増刊号『中央公論』より
・白石凡【朝日新聞社企画部顧問】
「『造反』は、ただ相手をたたき倒すのではなく、思想闘争によって、新しい形を生み出すためである。文化大革命は、革命ではあるが血は流されない。批判されて、これまでの地位から去ることはあっても、生活の手だてを失うことはない。」
出典元:1967年3月増刊号『中央公論』より
・井上清【京都大学教授】
「中国のプロレタリア文化大革命は、プロレタリア独裁の下で、人民の大民主を実行し、思いきり大衆を立ち上がらせ、マルクス・レーニン・毛沢東思想を堅持し実践して、中国を永久に変色しない社会主義の国として発展させ、やがて共産主義に中国人民と全人類を導いていく前人未踏の大革命であり、それが大勝利のうちに発展しています。…毛沢東思想万歳、万万歳!」
出典元:1967年8月1日号『日中文化交流』より
「頭のてっぺんから足のつまさきまで武装しているアメリカ帝国主義と日本独占資本、反動派のこの反革命の暴力を革命の暴力によって打倒する以外に権力をとる道はありえない。」
出典元:1968年6月5日『長周新聞』より
「文革の中国こそ現代の世界史の頂点である。そこから世界史を見て再構成されねばならないと歴史家として私は考えている。」
出典元:1971年9月号『現代の眼』より
・清水正夫【日中文化交流協会理事】
「私たちは、毛主席の著作に導かれて、毛沢東思想の深さと偉大さを学ぶことができ心からよろこんでいます。特に江青同志が、あらゆる困難とたたかって中国文学・芸術界の革命的伝統を守り発展させ、革命的芸術創造の民族化を見事に推し進めている姿に深く感動しましたが、時がたつにつれ、中国文化大革命の成功とあわせて、その感動はますます強まっております。」
出典元:1967年8月1日号『日中文化交流』より
・河原崎長十郎【前進座幹事長:故人】
「毛沢東思想こそ、中国を統一し、人民を幸福な生活に導き、さらに世界に前例をみないプロレタリア文化大革命まで遂行していく、世界の太陽であり、まさに現代の最高のマルクス・レーニン主義」
出典元:1967年11月号『毛沢東思想研究』より・竹内芳郎【哲学者】
「中国共産党の瞠目すべき特徴として、第一にそのすばらしい倫理性、第二にその徹底した『大衆路線』、という二つが挙げられると思うのですが…今度の文化大革命ではそれが極端なまでに高揚させられている。つまり、第一の倫理性は『毛沢東語録』という一つの聖典にまで結晶化され、第二の大衆路線は紅衛兵のいわゆる『造反有理』の蜂起にまで徹底化されている。」
出典元:1967年11月号『展望』より
・宮川寅雄【和光大学教授・日中文化交流協会理事長:故人】
「文化大革命は、たんに中国のプロレタリア独裁にとって不可欠の闘争であっただけでなく、全世界の革命陣営における対修正主義闘争の力強い指針であり、国家論の領域での理論的武装に寄与したものである。」
出典元:1969年6月1日号『日中文化交流』より
「故宮博物院は私が行った時(1966年)と前後して、故宮博物院という看板を故宮の入り口の門に紅衛兵がハシゴをかけて、『血涙宮』とかいたのです。紅衛兵が非常に鋭敏な歴史的感覚をもって、故宮が人民の血涙のもとに築かれたのだということを表現したのであって、そういうところにも、文化大革命らしい、運動の姿というものを私は見ることができて、非常に感動したのです。」
出典元:1972年4月号『中国研究月報』より
・西園寺公一【元勲 西園寺公望の孫】
「紅衛兵の活動には、とくにその初期においては、いろいろの行過ぎがあったのを否むことはできない。しかし、紅衛兵運動は、無産階級文化大革命というまことに激しい、まことに厳しい革命の先駆である。いったい行過ぎのない革命などというものがありうるのか。」
「江青さんのはたしている革命的役割がこのように大きいのと、その謙虚な、清潔な人がらがアピールするのだろう。」
「文革については、毛主席の英明な指導はもちろんだが、林彪さんが国防部長になっていらいの毛沢東思想による徹底した解放軍教育が、はかりしれない原動力だったとおもう。」
出典元:西園寺公一『北京十二年』(1970年)より