石原都知事「三国人」発言の全文
本日は陸上自衛隊、そして第一師団の創設記念にお招き頂きまして、ありがとうございます。そしてまた、この機会に国民、都民を代表しまして、皆さんへの大きな期待を述べさせて頂きたいと思います。
今日(こんにち)の日本を眺めますと、残念ながらどうも国の外側も内側もタガが緩んできたなという感じを歪めません。図体の大きな経済国家でありますけども、この日本の姿、社会に起こっている 出来事を眺めますと、何か肝心なものが欠けてしまっているなという感じが歪めません。私達のうちに、自分達が属する伝統のある、 力のあるこの日本という国家社会に対する意識が、どれほどあるかなという疑念がわいてまいります。
国家の国民に対する責任の最大のものは国民の生命と財産を守るというのは自明なことであります。そしてまた、国民もそれを期待するがゆえに国家というものに対する責任あるいは忠誠というものを抱いているに違いないが、しかし、残念なことに今日(こんにち)の日本の政治を眺めますと、北朝鮮に拉致されていた、いたいけなあの少女一人を救うことも出来ずに、これは政府の責任であると同時に私は国民の一人一人の責任というものが結束していないその証拠ではないかという気が強くいたします。
まあ、あまり物騒なことは申しませんけども、私達、どうもですね、この敗戦後の50年間、実に見事に内側からも外側からも解体されたという気がしてならない。私の大の友人でありました評論家の村松剛君が交換教授に行った帰りに、ニューヨーク・タイムズに寄りまして、私達が戦争に敗れた時(1945年)の8月15日、向こうの14日のニューヨーク・タイムズの論説、そしてまた、数ヶ月前、ドイツの敗れた日の論説をコピーして、持って帰ってくれました。私とこれも今は亡き、(作家の)三島由紀夫さんに一つの資料としてくれた。非常に対照的なことに、ドイツの降伏は当たり前に扱われておりますが、日本の降伏の場合には非常に醜い大きな怪物の姿が、そのあんぐり開いた口からアメリカの兵隊が3人でやっと大きな牙を抜いている。そして、その解説に「この怪物は倒れましたが、まだ骨と牙は抜き去られていない。我々は永久にかかっても、この解体をアメリカのために世界のためにするんだ」という記事がありました。
彼ら白人にとってみると、日本人だけが有色人種の中で唯一見事な近代国家を作ったということそのものが、意に沿わない事実だったのでありましょう。ゆえに、このへんを非常に危険視したアメリカは、あのいびつな憲法に象徴されるようにこの日本の解体を図って、残念ながらその結果が今日(こんにち)露呈されていることをだれも否めないと思います。
そういう中で皆さん、ある意味で社会の中に途絶された形で、場合によっては白眼視されながら日々精励され、この国家をいったん緩 急の時には守る、国民の生命を守る、財産を守るために精励していらっしゃる。これは当たり前のことであると同時に、実は日本の社会にとって稀有なことであると、残念ながら思わざるを得ない。どうか一つこういった状況に決して屈することのないように、いったん緩急の時に崇高な目的を達成されるために精進を続けて頂きたいということを、改めてこの機会に国民、都民を代表して熱願する次第でございます。先程、師団長の言葉にありましたが、この9月3日に陸海空の3軍を使ってのこの東京を防衛する、災害を防止する、災害を救急する大演習をやって頂きます。
今日(こんにち)の東京を見ますと、不法入国した多くの三国人・外国人が非常に凶悪な犯罪を繰り返している。もはや東京の犯罪の形は過去と違ってきた。こういう状況で、すごく大きな災害が起きた時には大きな騒擾事件すらですね、想定される、そういう現状であります。こういうことに対処するためには我々警察の力をもって
も限りがある。だからこそ、そういう時に皆さんに出動願って、災害の救急だけではなしに、やはり治安の維持も一つ皆さんの大きな目的として遂行して頂きたいということを申しておきます。
どうか、この来る9月3日、おそらく敗戦後日本で初めての大きな作業を使っての市民のための、都民のための、国民のための大きな演習が繰り広げられまがすが、そこでやはり、国家の軍隊、国家にとっての軍隊の意義というものを、価値というものを皆さんは何としても中核の第一師団として、国民に都民にしっかりと示して頂きたいということをここで改めてお願いし、期待して、本日の祝辞と皆さんに対するお礼と期待の言葉にさせて頂きます。頑張ってください。